2005年07月15日

小林秀雄「ドストエフスキイの生活」

小林秀雄はご存知のとおり、近代日本が生んだ最高の批評家です。
彼のドストエフスキー論は、古典といっていい作品であり、ドスト氏に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
注意すべきは、自分の代わりに小林に考えてもらう癖をつけないこと。
あくまで原作を読んで、感じたり、思ったりする、自分の読書経験を何よりも尊重すべきでしょう。
という僕も、小林にははまった経験があり、いつの間にか、彼の思想が自分の思想だと勘違いするに至るという愚行を繰り返したものでした。
それでも、この本が必読書であることにかわりはありません。
いつ読むかは別として、とりあえず、推薦させていただきます。



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2005年07月14日

謎解き『白痴』

謎とき『白痴』(新潮選書)著者: 江川卓

著者の“謎ときドストエフスキー”シリーズ第三弾。三たび〈謎とき〉に挑む。ムイショキンは、キリスト、ドン・キホーテ、驢馬など何重ものイメージを象徴。エパンチン家の三姉妹はギリシヤ神話の三美神を連想させる…(楽天のデータより)

【目次】
1 「美しい人」の屍/2 驢馬と「哀れな騎士」/3 黒馬と緑の衣/4 白痴と狂人/5 生命の源泉と死の源泉/6 「復活のナスターシヤ」/7 世界を救うのは「美」…/8 ドン・キホーテの再来/9 病める獅子の放浪/10 ロゴージンの謎/11 悲劇の重奏

小林秀雄をはじめ、優秀な文学者がドストエフスキーについて書いていますが、 江川卓氏の著書は押し付けがましいところがなく、たいへん読みやすい評論となっています。
様々な新たな情報も盛り込まれ、小林を筆頭とする古い文学者とは一線を画した書き方が新鮮。もっとも、21世紀的な書き方がされている気がします。



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