2005年07月24日

ドストエフスキー「白痴」より

はじめて赤ちゃんの笑顔を見た母親の喜びっていうものは、罪びとが心の底からお祈りするのを天上からごらんになった神さまの喜びと、まったく同じなんです。(ドストエフスキー「白痴」)


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2005年07月22日

エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人事件」

エドガー・アラン・ポー作の「モルグ街の殺人事件」、この小説からミステリーは始まったと言われているらしい。

モルグ街の殺人事件

奇怪な事件が起きる。謎だらけだ。その謎を登場人物が推理し、謎を解明する。謎の提示とその解明、これがミステリーの原形なのだ。
犯行したものがオランウータンだけに、動機はない。だから、被害者などの人生的なドラマもない。
こういう答えは、おうおうにして空しい。
読者に犯行に関するデータをすべて見せていないので、アンフェアであり、確立された推理小説の形態とは一線を画するものと言われているのだそうだ。
この小説が極めて理知的に語られており、主題が人間ドラマにあるのではなく、知的ゲームにあることには注目すべきだ。
推理小説はパズルとかゲームの側面を持つことは当然である。
しかし、それが小説のテーマとなる場合は、人間の本能とか業とかいうものは、ゲームを盛り上げるための道具にすぎなくなる。
犯人探しや、トリックだけでは、もう読者は満足しない。
現代においては、文学の香気、人間ドラマ、時代へのメッセージなどがなければ、魅力的なミステリーは成立しない気がする。



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2005年07月20日

鈴木光司「リング」

作者:鈴木光司
1989年作。

リング

[読後の素直な感想]
読後、奇妙な感覚にとらわれた。今までそれほどたくさんの小説を読んだわけではないが、初めて襲われる奇怪な感じだった。
乗り物にのせられてラストまで一気に運ばれてしまった、そんな錯覚をおぼえた。
映画でジェットコースター・ムービーという言葉が盛んに使われたのは、いつ頃だったろうか。小説でも、これに類した言葉があるのだろうかと考えた。
「リング」を批判しているのではない。間違いなく絶賛しているのだ。
この小説は人力車ではない。ターボエンジンが搭載された当時としては正に新型モデルのノベルだったのだ。
何が言いたいのか。日本の小説もここまで来てしまったという思い。
ハリウッド映画にあるような、これでもかという過度のエンタテイメント性が横溢し、小説そのものが見たこともない化物じみたエナジーを持ってしまった。
譬えが古すぎるが、コジラのような小説? いや、違う。これはメカ・コジラなのだ。あざとさも、ここまで到達すれば、天晴れとしか言いようがない。
古い化石となってしまうはずだった小説のみすぼらしさはここにはない。
小説の原始力に代わって、もっと別の何かが小説という形式を飲み込んでしまったような不気味ささえ感じられる。
この小説から受ける感覚は健康的ではない。
シャブを打たれているみたいな暴力的な陶酔がある。
確かに文句なく面白いが、本当にこれでいいのだろうか。宗教、モラル、美学、ポリシーが崩壊された国だからこそ繁殖し得たブーム小説だったのではないだろうか。

以下は分析。

[設定]
■場所:東京、伊豆大島、箱根。
■時間:9/5〜10/21まで。
■人物
人数、キャラ設定ともにバランスが取れている。特に竜司の存在と貞子の周辺人物の配置は絶妙。
■視点:作者視点(三人称客観視点)。完全には統御されていない。
■人称:三人称。
■文体:読みやすい。読ませどころではテンションを上げる、書きこむ。文章表現力はミステリーとしては水準以上。
■ジャンル:ホラー。謎解きの要素を多数入れ込んでいる。
■情況1:もし20年以上も前に死んだ両性具有の超能力少女の怨念が殺意を込めた念写ビデオを生み出し、実際に人を殺してしまったとしたら〜
■情況2:それをを見た者は1週間以内に死ぬという殺人予告ビデオを主人公が見てしまい、それを逃れる方法が示されるシーンだけが消されてしまっていたら〜

[チェックポイント]
エエイ! 面倒だから、ついでだから、この小説を元にミステリーに採用すべき方法論を整理してしまおう。
アイデア勝負の作家。著者は小説家というより、アイデアマンであり、プランナーである。
だから設定、つまり設計図の引き方も巧い。
少し、ここで活かされているアイデアと設定の妙をピックアップしてみよう。
●殺人予告ビデオ(見たものは1週間以内に死ぬ)
●強姦殺人された超能力少女は両性具有
●毒消しの方法は消されていた
●謎のビデオの分析・推理方法の中の「まばたき」
●念写⇒念像
●タイムリミットの設定。サスペンスのフォーマットの確立。
謎の提示。ビデオに映されている映像を分析・捜査・推理する、オマジナイ探し「毒消しゲーム」。章の頭に日付を入れる手法。タイミリミット・ホラーだけに有効。
●ホラー・サスペンス・ミステリーのミックス。いわゆる無節操な丼(ごった煮)形式。
●方言(砂の器)、予知能力(デッド・ゾーン)、古井戸(ドロレス)など、他作品から部品を寄せ集めて作品の世界を構築する。
●ノンストップ・アクション、ジェットコースター・ムービーの手法を取り入れる。何でもかんでも入れられるものは全部入れてしまう。⇒でも、全体としてのよくまとまっている。消化不良という感じは受けない。ヒットする曲は寄せ集めというが、それは真理かも。
●伊豆大島、箱根を舞台とすることでロード・ノベルの要素も入れる。
●エンディングの工夫。ドラマはまだ終わっていなかった式の導入。ハリウッド映画のテクニックもなりふり構わずに投入。
●竜司というバディの設定。イケイケドンドンの性格で大学の講師。最後に死ぬ。奇妙な友情も描く。
●主人公のごく普通の家庭。愛妻と一人娘の存在を効果的に使う。
●当時、普及がめざましかった旬なメディアであった“ビデオ”という媒体の可能性を最大限に引き出し、活用している。
●映画的、漫画的なテーマとディテールの、鮮明で大袈裟なデフォルメの仕方は、大衆の感覚をキャッチした。

[欠点]
○視点の統括が不完全。
○表現力が未成熟。稚拙な所がある。
○なぜ残された時間は1週間なのかが書かれていない。
○貞子を殺した医師の自白があっけない。吐かせるための手続き、工夫が欲しい。



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貴志祐介「黒い家」

ホラーだから仕方がないのかもしれないが、後味の悪い作品だった。
実にサービス精神の旺盛な小説である。
丁寧な伏線の張り方。小道具の使い方。夢のシーンの多様。専門知識の有効利用。クライマックスでのサスペンスの演出など、すべて高い水準をキープしているように思う。
というか日本の新しいエンタテイメントの中では、極めて秀逸な出来栄えと言えるのではないだろうか。
ただ犯人の住む黒い家の床下から白骨死体が多数出てくるという設定には首を傾けざるを得ない。そこまですると話が嘘っぽくなるし、そんなことはなくても充分に恐い話は出来あがっているのである。
バラエティーショー的なサービス精神が、逆に作品を豊かにするより、安っぽくしている気がしてならない。
社会問題ふうの論述が多数あるが、それも大幅にカットするべきだろう。
複数の登場人物に違う意見を述べさせているが、問題をあやふやにさせているだけである。
問題そのものに対する、作者の自己処理の詰めが甘いと批難されてもいたしかたないのではないだろうか。簡単に言うと、薄っぺらなことを喋りすぎているのだ。
傑作と言われるための、シャープネスと品格に欠けるのが惜しまれる。
人間の魂の叫びとかいうものを、もっと深く、濃密に描いてもらいたいと思う。
ともあれ、エンタテイメントとしての必要なエレメントを多数かねそらえた秀作であることには違いない。

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宮部みゆき「とり残されて」

設定の上手さと着想の面白さが際立っている。
要するに状況設定の卓抜さである。
もし殺意を抱いた「わたし」が、二十年前に物入に閉じ込められて「取り残された」少年の魂を呼び起こしたら〜。
文体は簡潔で無駄がなく、それでいて直に人の心の琴線に触れてくる鋭さと恐さを有している。
原爆が人の影を石に焼き付けたという話は強烈だった。
魂がその場に残るということの例えである。

宮部みゆきという人は優しさという鋭利な刃物を持った人である。
優しさは、この作家にとって大きな武器である。それは私にとっては脅威である。

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2005年07月18日

ジョルジュ・ランパンの「白痴」

白痴 ◆20%OFF!

製作年 : 1946年
製作国 : フランス
監督は「罪と罰」のジョルジュ・ランパン。
脚本はドストエフスキー原作の小説『白痴』を基に「嘆きのテレーズ」のシャルル・スパークが執筆。
出演は「パルムの僧院」のジェラール・フィリップ、「青い麦」のエドウィージュ・フイエールほか。(goo資料より)

この映画がどれくらい評価されているのかわからない。
ネットで見つけた感想では、いまいちと書かれていた。
だが、どうして、なかなかの力作だ。
まず言っておきたいのが、これはフランス映画だということ。
だから、セリフもすべてフランス語で語られている。
ドストエフスキーの原作にある、あの狂おしいほどの濃密な世界を、あの乾いたテイストのフランス映画で表現できるかと疑問に思う方も多いだろう。

さてさて、フランス人がどうやって、あの「白痴」の世界を描き出すのか、興味深く見た。
予想通り、非常に洗練された映像に仕上がっていた。

主人公の男優と主演の女優が、たいへん綺麗だった。
ムイシュキン公爵役のジェラール・フィリップは、時に蝋人形のように怪しく、ある時は彫像を想わせた。あれほど幻想的なまでに、主人公を美しく描き出した手腕はただものではない。
「白痴」という小説のテーマの一つに「美によって世界は救われる」があるらしいが、
確かに、この映画は美なるものを描きえていると感じた。
ナスターシャ役のエドウィージュ・フイエールは、最初から最後まで熱演につぐ熱演。白と黒の衣装換えは印象的。聖なるもの、魔的なものを、巧みに演じていた。

光の使い方もデリケートだし、音楽、役者の衣装、舞台の道具立ても凝っている。
脚本も原作の贅肉がそぎ落とされ、ばっさりとスリム化されていた。
だから、くどくどしさがなく、すっきりしたストーリー展開が楽しめた。
これはこれでいいと思う。ドスト的世界を再現するのが映画ではない。
監督なりの解釈で別の世界を作るのは自由だろうから。

ムイシュキン公爵、ロゴージン、ナスターシャの三者に、アグラーヤのからむ心理描写は、やはり見ごたえ充分だった。

それにしても、実にナイーブで、美しい映画だった。
この微細な心理描写には、深い愛着を覚えた。

ブラック&ホワイトの映像は象徴性を帯び、目には見えない人間の暗部させも表出していると感じる。
現代の映画に最も欠けているのは、この「象徴性」ではないだろうか。

黒澤明の「白痴」と比べてしまうと、まず言えるのが、ドストエフスキー的な世界の踏み込み方が、圧倒的に黒澤のほうが深いということだ。
だからといって、黒澤の作品のほうが優れているとは一概にはいえないだろう。
作品の洗練度は、この「白痴」のほうが数段優れている。
作品を比較したり、上下をつけることは慎みたい。
それほど、この二本の映画は、何度見ても尽きない魅力があふれている。



といいつつも、やはり原作はあまりにも偉大。活字も大きくなった新潮文庫版が読みやすいので、オススメしたい。





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2005年07月15日

ズレの感覚

今日はモスバーガーで、よく行く喫茶店のアルバイトの女の子と出くわした。
ところが、ロクに話もできなかった。
その子が、けっこう性格が明るく、笑顔を振りまくタイプのせいもあったろうが、
僕が「白痴」を読んでいたのが、一番いけなかった。
現実とのズレを一瞬のうちに修正しないと、現役の女子大生とは会話はできない。
何を話そうかなどと考えていたら駄目なのだ。
しかし、もう、絶望的なまでに「白痴」の世界にどっぷりはまっていた。
とうとう何も話せずに、さようなら…。
いくらんでも、会話がまったくできないのは、変だった。
これって、「白痴」の弊害?

確かに「白痴」の世界は、現実社会とは、かけ離れている。ズレにズレているのだ。
出てくる人物はすべて変人ばかり。

先日友人に黒澤明の「白痴」についての感想を求めたところ、かんばしい評価は聞けなかった。
映画というより、演劇だなあ。
役者が芝居してるのを写真まわしてるだけだろう。
何でまた登場人物が、つまらないことで必死になってるの。
深刻ぶってて、疲れないのかなあ。
長い、テンポが悪い、暗い、カッコよくない、後味が悪い…。

「白痴」は、現実社会だけでなく、文学・芸術の世界の中でもズレている。

「白痴」で表現されている世界を現代で描くのは、困難極まりない。
ズレは違和感を生み、時に失笑さえかってしまう。

しかし、それでも僕は、貴重な時間を割いて、約1500ページの長たらしい小説と格闘している。
僕自身が、ズレているせいだろうか。

「白痴」的世界を描きたいという誘惑はある。
しかし、取り扱い注意だ。よほど、バランス感覚を働かせないと、作品として成立しない。

それはとにかく、今日会った女の子、もう口をきいてくれないかもしれない。

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小林秀雄「ドストエフスキイの生活」

小林秀雄はご存知のとおり、近代日本が生んだ最高の批評家です。
彼のドストエフスキー論は、古典といっていい作品であり、ドスト氏に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
注意すべきは、自分の代わりに小林に考えてもらう癖をつけないこと。
あくまで原作を読んで、感じたり、思ったりする、自分の読書経験を何よりも尊重すべきでしょう。
という僕も、小林にははまった経験があり、いつの間にか、彼の思想が自分の思想だと勘違いするに至るという愚行を繰り返したものでした。
それでも、この本が必読書であることにかわりはありません。
いつ読むかは別として、とりあえず、推薦させていただきます。



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2005年07月14日

「罪と罰」を読む理由。

なぜ「罪と罰」だけを読むのかということを少し書きたいと思います。
私が最近読んでいたのは、
新しい順に5冊だけ並べますと、
横山秀夫「クライマーズハイ」
高野和明「K.N.の悲劇」
高野和明「グレイヴディッガー」
横山秀夫「半落ち」
天童新太「孤独の歌声」
となります。
この3人の作家はこれからも読んでゆきたいと思っています。
でも、この3人は尊敬していますが、この方々が悪いという意味ではなくて、
なんだか物足りないんです。
こう、体の芯が焼けるように熱くなる感じがしないんです。
よくできたエンタメふう人間ドラマ、
ジュンブン的な良質サスペンスもいいんですが、
読むのに時間がかかっても、
頭痛をもよおしても、
もっと、深くて、読者に媚びない世界に浸ってみたい、
と思い立ったというわけです。
「罪と罰」のテーマは「死か、復活か」というようなことを誰かが書いていましたが、そういう大真面目なことを、時間をかけて心に汗しながら、考えたり、悩んだりするほうが、
ハリウッド映画を100本見るよりも有意義ではないのかなと、真剣に思うのであります。
なんだか演説口調になってしまいましたが、そんなわけで、
「罪と罰」を徹底精読してみたいと思っています。

さてさて、どんなブログになるのか、楽しみですね。
みなさんの率直なご意見なども、お待ちしています。
それでは、今夜はこれくらいで……。

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posted by オグ at 22:23| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 「罪と罰」について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

謎解き『白痴』

謎とき『白痴』(新潮選書)著者: 江川卓

著者の“謎ときドストエフスキー”シリーズ第三弾。三たび〈謎とき〉に挑む。ムイショキンは、キリスト、ドン・キホーテ、驢馬など何重ものイメージを象徴。エパンチン家の三姉妹はギリシヤ神話の三美神を連想させる…(楽天のデータより)

【目次】
1 「美しい人」の屍/2 驢馬と「哀れな騎士」/3 黒馬と緑の衣/4 白痴と狂人/5 生命の源泉と死の源泉/6 「復活のナスターシヤ」/7 世界を救うのは「美」…/8 ドン・キホーテの再来/9 病める獅子の放浪/10 ロゴージンの謎/11 悲劇の重奏

小林秀雄をはじめ、優秀な文学者がドストエフスキーについて書いていますが、 江川卓氏の著書は押し付けがましいところがなく、たいへん読みやすい評論となっています。
様々な新たな情報も盛り込まれ、小林を筆頭とする古い文学者とは一線を画した書き方が新鮮。もっとも、21世紀的な書き方がされている気がします。



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posted by オグ at 20:48| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 参考図書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

肩の力をぬいて…

いくつかのブログでドストエフスキーに関する日記をはじめてみましたが、かなり閉鎖的になってしまい、継続が難しいなあと感じました。
肩の力をぬいて、一歩ずつ進んでゆきたいと思います。
どうか、気軽にお付き合いください。

ブログという性格上、あんまり欲張っても無理がでますので、
「罪と罰」と「白痴」について、思ったこと、感じたことなどを、ランダムに語ってゆこうと思います。

テキストは文字も大きくなって読みやすい新潮文庫版を、基本的に使用しますが、
現在ではダウンロード版なども出いているので、一番ご自分に合ったテキストを選んでください。
それでは、ゆるやかにスタートします。






ダウンロード版はこちらです。
罪と罰(上)

罪と罰(下)

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posted by オグ at 19:23| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 明日のために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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